カリムザオイ探偵談

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理想と全くかけ離れている難攻不落の怪事件

私たちが知る「探偵」は、難攻不落の怪事件、難事件をたちどころに解決してしまうという「ヒーロー」として、主に小説の中に描かれることが多いですが、しかし実際の探偵の仕事は、本当にあんなに魅力的なのか、という具合に、おそらく多くの人が一度は懐疑的な目で探偵業を見たことがあるのではないかという気がします。
実際に探偵業を営んでいる知人に話を聞いたところ、やはりあれは完全に物語の世界の探偵であって、自分を含め、多くの同業者が、「理想」とされる探偵とはまったくかけ離れているということを苦笑交じりでこぼしていました。
実際のところ、時間的には非常にイレギュラーであり、プライベートの計画を立てることができないケースが多く、場合によってはふた晩徹夜しなければならないこともあり、また、雪の降る寒空の中をじっと物陰に潜んで息を詰めていなければならないこともあって、トイレに行くこともままならないこともある・・・という具合に、正直なところ、かなりの重労働であるといえるそうです。
そして、多くの「重労働」と呼ばれる職業にくらべると、報酬はかなり低いという印象があるということで、ともすれば、華やかな職業であるように感じられるかもしれませんが、実際にはそうした見た目上の魅力はないと考えるべきだとのことです。
ただ、それでも「やりがい」だけはどの職業にも負けないとも言っていました。

ある意味、やっている本人からすれば、これが一番の「魅力」ということになるのかもしれませんね。

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